【2019年(令和元年)台風19号】当日の状況と備えたこと、今後の対策

こんにちは、ゆるミニマリスト主婦のくうかです。
2019年の台風19号、ものすごい台風でした。東日本大震災以来の怖さと緊張感でした。
私は川崎市に住んでいるので、今回の台風はもろに直撃しました。
幸いわが家や家族に被害もなく済みましたが、台風が過ぎたあとの朝、テレビを見て驚愕しました。
予想以上の降雨量であんなにも至る所で川が氾濫したなんて…心が痛みます。
大型の台風が来ることは事前にわかっていました。

そのために備えたこと、足りないなと感じたことを備忘録としてまとめておきたいと思います。
わが家の間取りと水害の相性
まずわが家の間取りですが、メゾネットで1階は玄関と納戸のみ、2階にLDK・洋室2部屋・風呂・トイレがあります。
メゾネットの部屋の間取りは色々ありますが、今回一番心配だった川の氾濫による浸水被害。
2階に生活空間のあるこの間取りは多少の安心感があります。
多摩川が近くにありますが、ハザードマップでも一応大丈夫な場所です。
しかし・・・
借りる時にハザードマップなんて見ずに借りてしまってました。
今後引っ越す際はハザードマップを必ずチェック!


台風19号が来る前日に備えたことと不安


実は台風が来る当日から関西(USJ)へ旅行に行く予定で、6月の楽天スーパーセールにて早々にホテルも予約していました。
上陸は夜の予定だったので、午前中に移動できるのでは?と考えたり、子どもたちも相当楽しみにしていた旅行で、直前まで決められませんでした。
しかし、東海道新幹線が終日運休になったことで諦めもつきました。
何より大切なわが家を災害時に放っておけないということも頭から離れなかった。(賃貸だけど…)
もし浸水などあったらすぐに対応したかったからです。
で、備えたことですが…
- 食料品の確保
- 水の確保
- なくなりそうな日用品の確保
- 物干し竿を下ろす
- シャッターを閉める
- 1階の納戸から必要な物を2階に上げる
- 玄関に何も置かない
- 懐中電灯・ラジオ・乾電池を1か所に集める
- お米を炊いておく
- 充電を満タンにしておく
- 自転車を倒しておく
書き出してみるとけっこうありましたね。
もともと準備済みのものとしては、
- カセットコンロ
- ペットボトル飲料水(500mlの方が飲む時にコップを使わず助かるらしい)
- 非常食
- ヘルメット
- 非常用持出袋
- 非常用トイレ
- ろうそく
しかしこれらは地震を想定して準備したものなんですよね…。



もちろん水害でも使えるものばかりですが、圧倒的に数が足りないと気づかされました。
事前に準備していた災害時の備蓄は、”とりあえずこのくらいあれば”という程度でしか揃えていませんでした。
しかし数十年に一度あるかないかの災害とまで言われるほどの台風。
「こんなもんじゃ絶対足りない!!」
と不安になり、実感させられました。
実際に停電や浸水したわけではないですが、いつそうなってもおかしくない状況だったので、もしそうなったら…と常に頭の中にあり、現実的にやはり足りないな、と。
今回の台風を経て、安心とまではいかなくても不安を打ち消すくらいの備えはしておかなければと痛感させられました。
台風19号、当日の状況の記録(2019年10月12日)
当日の状況も記録しておきたいと思います。
朝からかなりの雨。風はまだそれほど強くなかった。
午前中に、住んでいる地域に洪水予想の【避難勧告】が出て近くの学校で避難所開設。
2階もあるので避難はしない、と夫。
電気もまだ大丈夫だったのでお昼は即席ラーメン。
午後になると風も強まり鶴見川が危険水位に達したとのこと。
一気に緊張感が高まり、子どもたちもざわつく。
避難したほうがいいのか?私も悩み始め同じ集合住宅に住む友人と連絡を取り合う。
避難するならお互い連絡しよう、と。これだけでもかなり救われる。
息子のニンテンドースイッチのフレンドのオンライン状況も参考になった。ゲームやYouTubeをしているってことは自宅にいるってことだからね!
そして大本命の多摩川も危なくなってきた。
緊急放流のニュースで本気で避難を考え始めて、必要なものをリュックに詰め始めた。
そんな私と子どもたちの不安とは反対に、夫は別室でゲーム…。(でも夫までハラハラしてたら一気に不安に陥るのでそこは良かったのか?)
夕食は早めにオムライス・サラダ・生姜焼きの残り・味噌汁。(前日の残りがけっこうあったので意外と豪華)
お風呂の水は緊急用に溜めておきたかったので、お風呂はシャワーで済ませた。
いつ停電するかわからない状況だったので、食器の洗い物は溜めないように都度洗っていた。
子どもたちは20時半に就寝。ずっと家にこもってたので寝れないのではと思っていたのにスヤスヤ寝てた。緊張していたんだな、子どもも。
私は昼間ずっと不安で購読しているブログを見に行くこともできなかったけど、子どもが寝たことで安心したのか、この日パソコンを初めて開いた。
その頃ちょうど台風がピークになったようで、シャッターを閉めていても物凄い音が鳴り響いていてビクビクしながらTwitterを見たりブログを読んだりしていました。
トイレだけはこまめに行ってた。停電で一番困るところかな、と思って。
1時間ほど経った頃だろうか、外が静かになっていた。
ぶわ~っと安心感が広がり、家も川も耐えられたんだなと感じられた。
しかし最後のエリアメールが鳴った。多摩川が氾濫した。子どもたちも起きてしまった。
一気に緊張感が走ったが外の静けさにあまり取り乱すこともなく、子どもたちを落ち着かせたらすぐ寝てくれました。(私が住んでいる場所は大丈夫でしたが他の区では被害が出てました…)
夫も私もいつもより早寝しました。
災害時の避難の判断は難しい
午前から避難勧告が出ていたこともあり、常に”避難した方が良いのかどうか”考えていました。
学校の方が建物は頑丈だし、4階まである。何より同じ目的で集まってきた人たちと励まし合い、寄り添えるのでは?など思ったりしていました。
避難勧告が出ている地域でも、本当に危機が迫っているところとそうでないところがあります。
その境目が自分でわからず困りました。悩みました。
洪水で2階から助けを求める場面を何度もテレビで見てきていますから、その状況に陥ることがとても怖い。
しかし一度家を出てしまったら、危険が過ぎ去るまでは家には帰れないだろう。
マンションなら下の階でなければ、とりあえず浸水の危険はないですもんね。
戸建てやメゾネットやマンション・アパートの1階の家庭は、避難の判断が難しいなと非常に感じました。
一家の大黒柱の判断に委ねるしかないですね。
わが家の大黒柱は、今回は「避難しない」という決断がブレなかったです。
2020年台風19号で気づいたこと
私のスマホはエリアメールが鳴らない?鳴っていたのは子どもたち用に最近購入したSHARPのスマホでした。ASUSは鳴らないのか?
防災アプリはいくつか使い分けるのも良い。
- 子供スマホにはNHKの防災アプリ(担任の先生推奨)
- ママスマホにはYahoo!防災アプリ(なんとなく)
情報の内容が多少違うので良かった。
わが家のラジオはFMが入らなかった。(かなり古いラジオ)FMの方が地域の情報が入るらしいので絶対買い替えなければ。
あと浸水した場合に納戸の荷物を全て2階に運びたいので、へたに納戸に家具を置かない方が良いなと思いました。物だけなら何とか運べるけど、家具となると運べなくなるので。
これから家具を買おうかと思ってたけど考え直さなければ。
2020年台風19号を経験して、追加しておきたい防災グッズ


今回の台風を経験して、足りないなと思ったところ。
- ラジオの買い替え
- 食料品の買い足し(ローリングストックでき、普段使いができそうなレトルト等)
- 非常用トイレの買い足し
- モバイルバッテリーの買い足し
- 懐中電灯の買い足し(単3電池で使えるもの)
- 水タンクの買い足し(20Lのが1つあるので、同じくらいのものが欲しい)
ほぼ買い足しですね。
でも問題は増えた物の置き場所…。さらに物を減らさないと災害時のストックを置いておけません。
2020年台風19号の経験から学んだことを活かしていこう
台風19号の日を過ごして状況や思ったことなどをつらつらと書き出しました。あまりまとまりがなくすみません。
規模がいつもと違う大型ということで、数日前からニュースでもけっこう大げさな感じで備えをしっかりと、と報道されていました。
しかし大げさに伝えていてくれたおかげで、こちらも危機感が増し、しっかり備えなければいけないんだと感じました。
それでも足りないと感じたので、私の準備ではまだまだなんですね…。
なお、Twitterにて心配してくださった方、台風の進路にお住まいで共に気持ちを共有してくれた方、いいね!してくれた方、本当にありがとうございました^^
わが家は幸い無事に台風を越すことができましたが、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
少しでも早く日常を取り戻せますように・・・。
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